工事前は床置き型のエアコンが設置されていました。
今回そのエアコンが故障してしまったことと、今後エアコンが故障した時のことを考慮し、壁掛けエアコンに変更するリフォームをおこないました。
床置きのエアコンが設置されていた部分には、写真のように配管が床から飛び出しています。
この床を置き型のエアコンが設置されていなかったかのように補修をおこないます。
まずは、不要な配管を床下でカットします。
欠損している床の部分を埋めるために、ベニヤ板を加工して使用します。
既存のフローリングと同じようにつなぎ目の目地を掘っておきます。
加工したベニヤ板を貼り付けて固定した後、パテ処理をおこないフローリングとベニヤ板のつなぎ目をなくします。
また、段差をなくすために平滑になるまで研磨します。
最後に着色と木目を既存のフローリングに合わせて描いていきます。
元々穴が開いていたとは思えないぐらい、補修箇所が分からなくなったと思います。
リフォームする際、今回の様に床を貼り換えたりせずにリペアという選択で工事費を抑えることが可能な場合があります。
補修できない素材も存在しますが、大体の物はリペアすることが可能です。
リペアの工事だけでも承っておりますので、床が傷ついてしまった、ドアに穴が開いてしまった、外壁やタイルなどに車をぶつけてしまったなど、お困りのことがございましたらお問い合わせください。