loading...
【一戸建てLDKリフォーム】高級感と機能性を兼ね備えたオーダーメイドキッチン

KaPilina Design Reformの施工事例 - 【一戸建てLDKリフォーム】高級感と機能性を兼ね備えたオーダーメイドキッチン

築18年の相模原市内にある一戸建てリフォームのプロジェクトです。フローリングの老朽化がリフォームの火付け役となり、お施主様の夢の住まいを実現するために、打合せに8ヶ月をかけました。

お施主さまのこだわりにお応えするために、既製品ではなくオーダーメイドでキッチンを設計製作しました。こちらのキッチンがメイン工事となりました。

今回のオーダーメイドキッチンのリフォーム概要

お施主様の希望

  • 2人でキッチンに建つことがあるので、動線を広く取りたい
  • 2列型のキッチン希望
  • 既存では冷蔵庫が奥に配置されていたので、リビングから遠かった。
  • キッチンに立っているとき、家族が冷蔵庫に来ると邪魔になる
  • キッチン対面側に収納が欲しい
  • ゴミ箱置き場が欲しい
  • 収納力重要

お施主様の希望から提案したこと

  • 背面の収納側からシンク側のキッチンまで900㎜を確保し、2人でキッチンに立っても大丈夫なように計画した
  • 2列型のキッチン背面側にコンロを設けた。シンク側のカウンターの作業スペースを広く使えるようにした。
  • コンロ側のカウンターの高さを800㎜にした。コンロ部分はフライパンなどを使用する際、腕が低い位置に保てるため調理時の負担が軽減されます。
  • シンク側は850㎜の高さに設定。シンク側が低いと洗い物をするときに、腰に負担が掛かる為、高い方が望ましい。
  • 現在収納だった部分を改修し冷蔵庫置き場とした。リビングから冷蔵庫が近くなりキッチンで調理しているひとの邪魔にならなくなった。

キッチンエリアを広くしたことにより、リビング側が少し狭くなってしまうため、今まで使用していた置き家具を排除し、キッチン対面部に収納を設けました。
ダイニングテーブルをなるべくキッチンに寄せられるように、対面収納の扉には引き戸を採用しました。
引戸は引き違い戸を使用すると、引き違わせるために扉が前後に配置されしまいます。引き違い戸はデザイン性が劣るので、一部オープン収納部を設けて、引き違わないようにデザインしました。その引き戸のレールは、表から見えない物を採用し、すっきりとさせました。

さらに、対面側のキッチンの下にオープンの部分を設けて、ゴミ箱置き場を確保しました。
また、収納力を最大限確保するために、キッチンの台輪部分(床設置面のブラックの部分)も収納できるように工夫しています。
今まで吊戸棚がなかったので、空間の邪魔にならないように吊戸棚を設けることにしました。

素材

  • 表面の扉は、傷が付きにくく、清掃性に優れたメラミン樹脂を採用
  • カウンターは、高級感あるブラックの人工大理石を使用

フローリングは、新築時の物が床暖房の熱によって、表面が劣化してしまっていました。
こちらはメーカーに交渉し、メーカー保証にて張り替えました。

リビング側から見た写真
対面側の引き戸収納
  • ディスプレイ収納を兼ねた、ダイニング側で使用する物を収納する
  • 収納内部も扉と同じメラミン材で化粧して、高級感を出している
  • 引き戸同士が並んだ時に、木目のラインが揃うように製作している。既製品でのキッチンでは殆ど不可能。
  • 主にダイニングで使用する書類やノートPC、酒類を収納する

キッチンの上部に設置した3灯のペンダントライトには拘りました

ライトには、キッチンの手元灯の役目と、キッチン空間のデザイン性の両方を兼ね備えたものをセレクト。
特に大きさやペンダント同士の間隔に違和感がないか、何度も検証しました。

3灯のペンダントライト

収納力を確保しつつ、見た目はシンプルになるようにデザインしました。

実際の収納は下記の写真のような形になっています。

こちらも端から端まで、木目のラインを揃えています。これが扉ごとにバラバラの木目になると、一気に台無しとなります。

コンロ側とシンク側のキッチンの高さが異なることが分かります。

シンク側の右側側面にはコンセントを設けています。
オーダーメイドで製作する為、キッチン内部の配線を計画することが可能。
コーヒーメーカーなど、一時使用の役に立つコンセントつきです。

床面ギリギリから引き出しを設けて、大容量の収納に

引き出しのレールは高性能なblum社の物を使用しています。
引き出しの引き残しがなく、引き出しの奥行き分全て引き出せるため、取りにくさがない設計となっています。
また、既製品のキッチンの場合、引き出しの奥行きが小さい場合が多いのですが、オーダーメイドのキッチンは、引き出しの奥行きも最大限に製作できるため、収納力に大きな差がでます。

実際の収納

内側に引き出しを設け、デザイン性を損なわずに収納を設置

細かいものを収納するには、引き出しを小分けすることが必須になりますが、引き出しを小分けにすると通常、その分表面の扉も小分けされてしまいます。小分けされた分、取っ手なども設置しなければならなくなり、シンプルなデザインにならず、高級感が損なってしまうことがあります。
そこで、表面的には2段に小分けされただけのシンプルなデザインにし、内側に小分け用の引き出しを設けました。

内引き出しにて小分けすることで、分別した収納が可能になり、デザイン性を損なわせないことが可能です。
引き出しを閉じるときは、一番大きい扉を閉じれば、内引き出しは勝手に押されて閉まりますので、閉める回数は少なくて済みます。

また、内引き出しにも金属製の引手を設けているので、指を掛けて開ける部分が痛むこともありません。

床面ギリギリまでの引き出し

食洗機

食洗機の操作部は、食洗機を引き出した時に現れるものを採用しました。

その為、一見食洗器が設置されていることが分からないようにしてあるので、綺麗に揃った木目の邪魔をしません。

コンロ側

下のオープン部分にはゴミ箱を置きます。
吊戸棚の下のオープン棚は、仮置きとディスプレイを兼ねています。

オープン棚の下には電子レンジや炊飯器などの家電収納部。
オープン棚のブラックのアイアンフレームも、オーダーメイドで製作し、窓のサイズにあわせています。

提案時の3Dのイメージパース

内装材やキッチン扉など可能な限り実物を貼り付けて使用しています。

施工前写真

リフォーム地域相模原市
リフォーム期間25日
主なリフォーム箇所リビングダイニングキッチン
主なリフォーム内容オーダーメイドキッチン、フローリング、壁紙、トイレ工事、玄関工事
受付時間 10:00~18:00
定休日 日曜日