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すっきりなデザインのキッチン収納家具
家電収納と食器棚を兼ね備えています。
扉面材は既存のキッチンと同じものを探して造作したため、キッチンエリアを統一感ある空間にすることができました。
下台の取っ手はハンドルなどを設けず、中央の溝に手を掛けて開けられるようにしています。カウンターには清掃性が良く傷が付き辛いメラミン材を採用しました。
間接照明で高級感を演出
吊戸棚の底面奥には高級感を演出するためと手元灯の用途を兼ね備えた間接照明を設けました。
間接照明の光源が見えないように設置したことと、間接照明の直接光がカウンターだけを照らされるよう計算して設計されています。
間接照明をただ単に設置してしまうと、光源が目に入りお施主様が不快感を感じられたり、不必要なところまで照らされて反射や直接光のラインが複雑になりデザイン性に欠ける場合があります。
また、近くからでは光源が気にならなくとも、リビングダイニングなど少し離れたところから眩しさを感じないよう考慮することも照明を計画する上で大切なことです。
オーブントースターが無駄なく収納できる
上段は開き扉とし、オーブントースターを収納できるようにしました。オーブントースターは背が低いため、上部に無駄な空間ができてしまうので、その空間を利用し内引き出しを設けました。
オーブントースターは開き扉を開けた状態で使用しますが、開けた扉がキッチン作業の邪魔にならないように170度まで開くように設計しました。
下段は引き出しとし、水筒を立てて収納できる高さを確保。その上に内引き出しを設けました。
カトラリーや食器も収納できる内引き出し
中央部分上段にはカトラリーや食器など細かいものを収納できるよう、内引き出しを2段設けて3段引き出しとしました。
ホットプレートも収納できる収納力
下段にはロースターやホットプレートなどを収納できるスペースにするため、開き扉とし内部には可動棚を設けました。
開けやすさと便利さを兼ね備えた引き出し
内引き出しを引き出す際に手を掛ける部分には、指が入る分を掘り込み、彫り込んだ部分に金属の引手を設置し、引き易さと耐久性を確保してあります。
また、掘り込み部分の角をアール形状にしてあるため指を痛めないように工夫されています。
引き出しを閉める際には1段ずつ閉めなくとも、一番下の引き出しを閉めれば内引き出しも一緒に閉まります。
炊飯器も収納できる
上段には炊飯器を収納するスペースとなっている。炊飯器を収納した上部に空きができる為こちらも内引き出しを設けて、デッドスペースを有効活用している。
炊飯器の上部の内引き出しにシャモジやお茶碗を収納しておくと移動することなく作業がその場で完結できます。下段には内引き出しを設けた引き出しとしました。
スライド式で収納する炊飯器
炊飯器収納はスライド式の底板を設けています。蒸気が籠らないように手前にスライドして使用します。
炊飯器を使わないときは収納できる
使用していないときに隠せるので見た目が美しくなります。手前にスライドして使用する為、作業の邪魔にならないよう一番左側に設けました。
間接照明のスイッチは目立たせない
間接照明のスイッチは吊戸棚の底面に小型のスイッチを設置し、目立たないようにしてあります。
傷に強いカウンター
傷に強いメラミン樹脂のカウンター。カウンター面にコンセントを設けました。