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和のテイストを取り入れたデザイン
乾物屋として100年以上続いている相模原市上溝の老舗増田屋さん。
乾物と結納品などを扱っているが、ご主人の夢だったカフェを併設することで今回の改修工事をスタートすることに。
珍しい商品や売れ筋の商品を厳選し、物販エリアを今までの半分に縮小させカフェエリアを併設しました。カフェでは和のテイストを活かしたメニューを取り揃えています。
乾物と和カフェに合うよう和のテイストを取り込み、シンプルな内装に仕上げました。
入り口の意匠性をアップ
フロントサッシには自動ドアが設置されていたが、カフェエリアの邪魔になってしまうため撤去し、2枚連動引き戸へと交換しました。
またフロントサッシには化粧シートを施すことで、外からの演出にもひと手間加えました。
スマートフォンが充電できるカフェカウンター
4人が座れるカフェカウンターを造作。
カウンターにはスマートフォンなどを充電できるようコンセントを設けてあります。
カウンターの位置などはカフェエリアが乾物の物販エリアの邪魔にならないように、椅子の位置などを含めて何度も検証してプランニングしてあります。
お客様の動線を考慮したレジカウンター
カフェカウンターの奥にレジカウンターを同材で造作。
カフェのお客様と物販のお客様が交わらないように考慮してあります。
スケルトンにしてからの仕上げ
乾物の物販エリアは陳列棚の位置を基に照明計画をプランニングしました。
ブラックのライティングレールとスポットライトで空間を引き締めています。
天井と壁には和調のビニールクロス、床材は塩ビタイルを使用。
リフォーム前は老朽化していたこともあり、工事面積の90%は一度スケルトン状態にしてから内装を仕上げました。
レイアウトを重視した厨房エリア
厨房エリア。オーナー様と何度も擦り合わせをしてレイアウトをプランニングしました。
厨房機器はマルゼン製、コールドテーブルはホシザキ製を採用。
吊戸棚はサンワカンパニー、木目調のオープン化粧棚は南海プライウッド製。厨房内部の壁面にはAICAのキッチンパネルを施してあります。
店舗フロント
自動ドアから2枚連動引き戸へ
店舗フロント部。リフォーム前の入り口は両開きの自動ドアでした。
右側サッシの出っ張っている部分にはカフェ用のテーブルを置くため両開きの自動ドアではテーブルと干渉してしまいます。その為、手動の2枚連動の引き戸に変更することにしました。
大きな改修をせずに意匠向上
店舗正面の意匠を向上させるために、フロントサッシには耐候性の化粧シートを施しました。
正面からのデザインが向上し、店舗の印象が大きく変わりました。
プラン提案時 イメージ3Dパース
オープン前写真
リフォーム地域 | 相模原市 |
リフォーム期間 | 45日 |
主なリフォーム箇所 | 店舗全面 |
主なリフォーム内容 | カフェカウンター造作、厨房造作、照明計画、トイレ改修、スケルトンリフォーム、フロント工事 |