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明るく開放的なLDKを目指してリフォームしました
中古物件を購入し、引っ越されるまでの間にリフォームを完成させる計画でプランニングを開始。
お施主様の第一希望は、「照明にこだわってリフォームを進めいたい」ということ。
間取り変更やキッチンのオープン化もおこなったLDKのデザインリフォームをご覧ください。
開放的なリビングを間接照明で演出
リフォーム前のキッチンは閉鎖的でLDKの中央付近にマンションに良くある間仕切り開閉扉で仕切られていました。
キッチンに光を取り入れ開放的にし、LDKを広く使用するためにキッチンの壁と間仕切り開閉扉を撤廃しました。
キッチンはまだ新しく再利用可能でしたので、交換することなく開放的に対面化させました。
撤廃したキッチンの壁面の撤廃した部分には間仕切り開閉扉の戸袋や収納が造作されていたので、解体後はその部分にはフローリングが敷きこまれていません。
今回のリフォームでは床暖房が埋設されていることもあり、フローリングを貼り換える計画はなかったため、解体した部分のフローリングが欠損している部分に関しては補修をおこなう必要がありました。
その為、フローリングが欠損しているキッチン対面カウンターの下の部分にはタイル調の塩ビタイルを施しました。間仕切り開閉扉の戸袋になっていた部分は、一部解体した既存のフローリングを移設補修し極力違和感がないように仕上げました。
ダイニングの正面の壁面をアクセントウォールとするため吸湿、消臭効果のあるエコカラットを施し、窓の多い開放的なリビングをさらに開放的に見せるために横長のミラーを施しました。
そのアクセントウォールを照明で際立たせるために照射角度を調整できるユニバーサルダウンライトを設置しました。
LDKには端から端まで6mに渡り間接照明を設けました。
元々リビングよりキッチンエリアの天井が低かったことを利用し、間接照明を設置する部分を造作しましたため違和感なくデザインされました。
間接照明はデザイン性だけではなく空間の明るさを十分に確保することができます。尚且つ、優しく包み込まれるように空間を明るくしてくれる効果があります。
キッチンエリアの照明はダイニングエリアでくつろいでいるときに眩しさを軽減させるためにグレアレスダウンライトを採用しています。
グレアレスダウンライトは光源が直接見えない構造になっているため直下を明るくすることが可能な上、離れている所からでは点灯していることが分かりずらい特性を持っています。
天井に普通のダウンライトを多く設置して点灯した場合、天井で光っている無数のダウンライトが煩わしく感じる場合があります。
グレアレスダウンライトを採用すれば点灯していても天井面はすっきりとした印象になり落ち着いた空間となります。また、グレアレスダウンライトは窓にも反射しづらいので空間デザインの妨げになりません。
照明にこだわることで同じ空間でも大きく異なった空間へと変わらせることが可能です。
閉鎖的だったキッチンの施工前写真
リフォーム地域 | 川崎市 |
リフォーム期間 | 25日 |
主なリフォーム箇所 | リビング、ダイニング、キッチン、廊下 |
主なリフォーム内容 | ライティングデザイン、キッチン対面化、内装工事、エコカラット、ミラー工事 |