相模原市南区の一戸建ての庭にウッドデッキを製作しました。
除草・防草シートを施し、その上にウッドデッキを製作し、ウッドデッキまでの通路にはリアリティな人工芝を敷き込みました。
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メンテンス不要のウッドデッキ
相模原市南区の一戸建ての庭にウッドデッキを製作しました。
除草~防草シートを施し、その上にウッドデッキを製作し、ウッドデッキまでの通路にはリアリティな人工芝を敷き込みました。
ウッドデッキの材料には天然木のマレーシア産ウリン材を使用。ウリン材はとても硬く密度があり、耐久性に優れているため水や害虫に強い素材なので、ほとんどメンテンナス不要な木材です。
天然の物なので木の表情や経年での変化も楽しめ、木の温もりも感じることができるため天然木の材料を採用しました。
デッキの上には同じウリン材で製作されたガーデンシンクを設置しました。ウッドデッキの奥には物置を設置し、ウッドデッキで遊ぶ物などを収納できます。
素材選びが重要
ウッドデッキのプランをおこなう際、サイズや形なども大切なのですが、素材選びが最も重要になります。
素材によって金額が大きく異なる場合があります。ご予算に応じて提案はさせていただきますが、メンテナンスが必要な素材を選んだ場合、後々にメンテナンス費用や手間がかさむことを踏まえます。
メンテナンスが必要な素材で造作した場合、毎年防腐剤などを塗布する費用が発生し、10年後には交換せざるを得なくなる場合もあります。
今回のようにウッドデッキの上に物置やガーデンシンクを設置した場合、それらも一度撤去する費用が必要になります。
また、白アリなどの害虫被害が発生し、その白アリが母屋の方に影響する場合もあります。
20年程度メンテンナスフリーで使える素材であれば、イニシャルコストが高くてもトータル費用は抑えられます。
それでは、どのような素材がウッドデッキに適しているのか。
デッキ材の特性をきちんと説明しています
天然木を使用する場合、密度が高く硬い物が好ましい素材と言えます。
代表的な天然木では、セランガンバツーや今回使用したウリン、イペ材などがあります。これらは基本的にメンテナンスフリーですが、それぞれ特色に違いがありますので、価格などを含めて違いをご説明させていただき選定していただきます。
天然木の他にエクステリアメーカーなどで製造している樹脂製のデッキ材もあります。樹脂と言っても半分程度は木の成分となっています。やはりこちらもメンテナンスフリーですが、天然木で設計する場合に比べてプランの自由度は若干劣ります。また、樹脂製の素材の為、真夏に裸足で歩く場合は表面が熱くなるので、やけどに注意が必要です。
ただし、靴で歩くことが限定であれば、天然木より若干価格も抑えられる場合もあります。天然木は経年で灰汁などが発生し変色もしますが、樹脂製のデッキ材の場合変色や割れの心配がありません。
奥の物置はデザイン性に優れたシリーズを販売しているマツモト物置を採用しました。
あると便利なガーデンシンク
ウッドデッキ材と同樹種のウリン材で造られたガーデンシンク。
オーダーメイドで製作することも可能ですが、今回はウッドデッキと同樹種で製作されていた商品が見つかりましたので既製品を採用しました。
ウッドデッキに水場があると、バーベキューの時やお子様たちがプール遊びをするときなどに便利です。
プールに水を貯めるときや植木に水やりをする際にホースが必要になる為、ガーデンシンクの下の給水管にホースをワンタッチで装着できるようにしました。
立ったまま靴などを洗えるので、楽に作業ができます。
ステップもデザイン良く
ウッドデッキには室内から出入りの他に外からの出入りもできるように、ステップも造作しました。
ステップには土間からの支えを設けず浮かして造作したので、すっきりとした仕上がりになりました。
ウッドデッキへの通路は、除草と地ならし後に防草シートとリアル人工芝で仕上げました。