スマートホームとは、家の家電製品、照明、施錠などを、スマホや音声で能動的にコントロールできる家の事です。また、センサーやGPSなどで自動コントロール出来る家の事も、スマートホームと言います。
全てのコントロールを、インターネット回線につないで行います。
スマートホーム導入に必ず必要になるものは、スマートフォンやタブレット端末とWi-Fi環境。インターネット回線で、家の中の家電などを操作するので、無線のインターネット環境が必須となります。
また、スマートホームの初期設定やコントロール制御を行うためのスマートフォンなどの端末も必須となります。
※記載のないリフォームについてもご相談を承っております。お気軽にご連絡ください。
スマートホームでできること
照明の制御
- スマホで照明のON・OFF・調光が可能。
- 任意のグループを組んで一括制御。(リビングの照明全部や家の中の照明全部など)
- センサーやタイマーで自動点灯及び消灯。(グループ化も可)
- GPS機能で家に近づくと照明がON、離れるとOFF。
- シーンを登録しておくことができる。(くつろぎのシーン、目覚めのシーン、映画鑑賞時のシーンなど)
- そのシーンを起床時、朝、昼、夜、就寝前と自動で変化させることができる。
- スマホで遠隔操作が可能。(外出先から照明をON・OFFで防犯対策、外出先からタイマーセット)
- AIスピーカーへ言葉での照明操作が可能。(キッチンの照明をつけて。リビングの照明をくつろぎのシーンにして。など)
- 目覚まし時計を止めると照明がつく。セットした目覚めの少し前の時間から少しずつ照明が明るくなる。
家電の制御
- スマホで家電のON・OFFが可能。
- リモコン付きの家電であれば、家中のリモコンをスマホにまとめて、一括操作が可能。
- リモコン付きの家電をAIスピーカーへ言葉での操作が可能。(テレビのボリュームやチャンネル。エアコン設定温度など)
- 外出先からエアコンのON・OFF(帰宅時には快適温度になっている。エアコンの消し忘れ確認。)
- GPS機能で家に近づくとエアコンがON、離れるとOFF。
- 外出先から室内の温度、湿度が確認できる。
- その温度や湿度に応じてエアコン調整、加湿器のON OFFなどの遠隔操作が可能。(ペットやお年寄りが留守番しているときに遠隔操作できる)
- 温度や湿度、照度を自動感知して家電を作動させる。(温度が下がったら自動で暖房ON。暗くなったら照明を自動ONなど)
玄関の施錠
- 玄関の施錠をスマホで操作。
- 遠隔操作で解錠が可能。(インターホンをスマホと連動させ、必要に応じて解錠するなど)
- オートロックが可能
- スマホの画面をノックすると解錠できるものもある。
- 鍵の管理(アプリ)ができる人を任意に選べる。
- 鍵が開くとスマホにお知らせがくる。
- その他窓にセンサーを貼っておくことで、侵入者などによる窓の開閉が外出先でもわかる。
その他
- お掃除ロボット「ルンバ」をスマホやAIスピーカーで操作ができる。
- カーテンやブラインド、ロールスクリーンがスマホやAIスピーカーで操作ができる。
- 物理的なボタンスイッチを押したり引いたりの動きが自動でできる。
- 監視カメラなどの制御。
AIスピーカー
- 音楽をかける。(〇〇年のヒット曲をかけて。ジャズをかけて。リラックスできる音楽をかけて。など)
- 上記のような照明の制御、家電の制御、鍵の制御など。
- 天気やニュースを読んでもらう。
- AIスピーカーのアプリに制御することをグループ化しておけば、一言AIスピーカーに話しかければ実行してくれる。(例:行ってきますと言う→照明を全部OFF、テレビOFF、エアコンOFFを一括操作など)
- スケジュールを教えてくれる。
- 買い物をしてくれる。
- できることは沢山ありますが、スマートホームと連動させると大変便利です。
スマートホームは日々さまざまのことが出来るようになっています。
工事を必要としないで導入することが出来ることも沢山ありますが、家中の照明を全て制御させる場合にはリフォーム工事が必要になります。
また、スマートホームへの導入は思った以上に高額ではないこともメリット一つです。まだまだ日本では周知されていないシステムですが、カピリナ デザイン リフォームでは、リフォーム工事のプランニング時には提案させていただいております。
弊社の店舗でもスマートホームを導入してあります。詳しく知りたい方は実際に目で見て体験できますので、お気軽にお越しください。
リフォームでも可能な照明の制御
スイッチ配線が不要
リフォームでスマートハウス対応にする場合の最大のメリットは、照明の壁スイッチへの配線が不要になること。
照明に電源を供給できれば、無線で照明のON、OFFや調光が可能です。
スイッチはリモコンタイプから壁に貼り付けられる無線スイッチなどがあります。
スイッチ配線ができない構造でも対応可能
内装デザインによっては、壁をコンクリート剥き出しの仕上げにするときや、スイッチを設置したいところに壁がなかったり、ガラス間仕切りだったりする場合、スイッチ配線ができません。
その場合このシステムを利用すれば、好きなところに無線スイッチを貼り付けられます。
スイッチを増やしたいときやスイッチ回路変更なども、工事が必要なく容易にできます。
コンクリート剥き出しの内装の場合、スイッチ配線には配線用の配管工事や露出スイッチなどが必要になりますが、このシステムの場合は配線や配管、露出スイッチが不要になりますので、工事期間の短縮や工事費の削減にもなります。
また、大規模な内装工事を行わずに間接照明だけ増設したい場合など、今まではスイッチ配線をする場合内装工事が付帯してしまうことが必須でしたが、照明への電源さえ供給できれば内装工事は不要となります。
置き型の照明なども制御可能
お手持ちのスタンドライトなどのON、OFFは、スタンドライト本体のスイッチで行なっていると思いますが、無線スイッチに登録すれば任意の場所でON、OFFが可能です。
無線スイッチにはタイマー機能などが付いているものがあり、時間帯によって照明のシーンを自動変更させることや、留守中の夜間に照明を自動でON、OFFすることも可能なため防犯にもなります。
タイマー機能の使い方として、寝室など就寝時に段々と照明の明るさを落としていき、目覚めの時間の少し前から段々と明るくしていくことも可能です。
さまざまな家電やインテリアをスマートホーム化
さらに、専用のカーテンレールなどを使用すれば、無線式の電動カーテンにもできます。
スマホやタブレットの操作は勿論、AIスピーカーにも対応しているので、無線スイッチすらも不要にできます。
各部屋の出入り口に無線スイッチを貼り付ければ、今までと同じような使い方になりますので、抵抗なく採用できるシステムとなっています。